《5月5日はおもちゃの日》
昭和23年(1948年)7月24日に発表された国民の祝日に関する法律の中で、以前より「端午の節句」だった5月5日を、「こどもの人格を重んじ、こどもの幸福をはかるとともに、母親に感謝する日」として、新たに「こどもの日」に制定することになりました。
記念すべき第1回「こどもの日」実施の年となる昭和24年(1949年)、東京玩具人形協同組合を始めとする玩具業界は「こどもによい玩具を与える」「玩具を大切にする」「親たちに玩具についての関心を深めさせる」ために、5月5日の「こどもの日」を「おもちゃの日」とする運動を行いました。そして、東京銀座の松坂屋で実施した「おもちゃの祭典」を始め、約5万点のおもちゃを養育院・母子寮・戦災孤児収容所など約90カ所の児童施設に贈るなど、各地で大々的な記念行事を開催したのです。
それ以降、玩具組合では5月5日にかけてのゴールデンウィーク期間中、おもちゃプレゼント(トイプレ)を始めとする様々なイベントを実施致しておりました。
1949年に東京・銀座松坂屋で開催された「おもちゃの祭典」の様子
《おもちゃ週間キャンペーン(※1)》
東京玩具人形協同組合の「振興委員会」及び「こどもの日実行委員会」は、5月5日の「こどもの日」に向けて「おもちゃ週間キャンペーン」を実施致しました。
東京・渋谷のNHK放送センター正面玄関前広場にてゴールデンウィーク期間中に実施していた「NHKおもちゃ広場」では、ご来場頂いたこども達が、協賛するおもちゃメーカー各社から提供された多数のおもちゃで自由に遊べるコーナーを展開致しました。
さらに、5月5日には参加したこども達におもちゃがプレゼントされる「トイプレ 大鯉の輪くぐり大会(※2)」を開催し、9メートルの巨大な鯉のぼりの中をくぐったこども達に、おもちゃのたくさん入った「お楽しみ袋」がプレゼントされ、たいへん喜ばれました。
※1 過去に実施したキャンペーンの紹介です
※2 現在は実施しておりません
※このキャンペーンは東京玩具人形協同組合の振興委員会が
一般社団法人日本玩具協会の名称の下に実施しました